なんをのがれたいえ
難を逃れた家
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 明治14年頃、町内で盗難が相次いだ際、三峰山を篤く信仰していたある大きな家だけは何も盗まれなかったという話。
- 細部
- 角館の町内で、明治十四年ごろに家々が次々と盗みの被害に遭うという出来事があった。ところが、某という屋号で知られた大きな家だけは、日頃から三峰山への信仰を篤く続けていたためか、一切何も盗まれずに済んだのだという。当時の人々はこれを、山への信心が家を守ったしるしとして語り継いだと考えられる。狼を眷属とする三峰山信仰が、盗難よけの霊験として結び付けられた事例といえる。
- 広まり方
- 1941年の『民間伝承』に掲載された逸名氏「『狼のゆくへ』を読みて」に紹介されている話である。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ