ななじゅうごひきさん
七十五匹さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山川木地の家の床下に棲む75匹一組の狐で、憑くと富をもたらす一方、粗略にすると家運が傾くという。
- 細部
- 琴浦町山川木地の家には、床下に75匹一組の狐が棲みついているといわれる。飯びつであるハンボを叩く行為は彼らを呼び寄せてしまうため固く禁じられていた。この狐筋が憑いた家は、狐たちがそれぞれ外から富を運んでくるために暮らし向きがよくなるが、逆に手厚く扱わなければ家運は傾くとされる。憑き筋は嫁入りや婿入りを通じて他家へも伝わっていくが、分家した場合は代を経るごとにその力が弱まっていくという。
- 広まり方
- 1961年の『赤碕の民俗』(東京教育大学民俗学研究会)の俗信の項に記録されている。
- 地域
- 鳥取県琴浦町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ