なないろぎつね
七色狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 撃ち殺された七色狐の血が固まった石が三つに分かれ、一つが表郷の寺に飛来したという話。
- 細部
- 那須野ヶ原に棲んでいた七色狐を鉄砲で撃ち殺したところ、流れ出た血が固まって石になったという。この石は三つに分かれ、一つは那須野ヶ原に、一つは天空に、最後の一つは表郷の中寺集落にある寺へ飛んでいったと伝わる。寺ではこの石を7月7日に虫干しする習わしがあるという。退治された狐の血が石となって各地に飛び散るという筋書きは、殺生石の伝説とも通じる型を持ち、表郷にまで話が及んでいる点が特徴的である。
- 広まり方
- 1989年刊行『番沢の民俗』、東京女子大学史学科民俗調査団による口承文芸の調査記録にみえる。
- 地域
- 福島県白河市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ