ななひろおんな
七尋女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 念仏岩に棲む女の妖怪は見るほど身の丈が七尋にも伸びるといい、修験僧の経文で鎮められたと伝わる。
- 細部
- 七尋女は、かつて上長田にあった念仏岩(現在はダムの底に沈んでいる)に現れたという首の長い女の化物である。岩の上に腰掛けて糸引き車を回しながら、見つめれば見つめるほどその体が伸びていき、ついには七尋もの長さに達したと語られる。これを聞きつけたある修験僧が岩に南無妙法蓮華経の文字を彫り込んだところ、女の姿は現れなくなったという。ところがその後も、彫られた文字を怪しい声がケタケタと嘗め回す音だけは聞こえ続けたと伝わる。
- 広まり方
- 鳥取県西伯郡西伯町を対象にした中央大学民俗研究会の調査報告書が、1989年の『常民』に掲載されている。
- 地域
- 鳥取県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ