ななはか
七墓
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 大坂七墓と呼ばれる梅田や千日など7つの古い墓所を7月15日の夜に巡り鉦を鳴らして回向すると葬式の日に雨風を免れるとされた。
- 細部
- 近世の大坂で盛んに行われていた七墓参りについての話である。大坂三郷には大坂七墓と呼ばれる七つの古い墓所があり、梅田、浜ノ寺、吉原、野田、小橋、鳶田、千日がこれにあたるとされる。近世の大坂の風俗を記した地誌である『摂陽落穂集』によれば、毎年七月十五日の夜になると、人々はこの七つの墓所を巡り歩き、夜通し鉦を打ち鳴らしながら回向を行ったのだという。こうして七墓を巡っておけば、自分が葬られる日に雨や風による難儀を免れることができるとされていた。
- 広まり方
- 2000年の『四国民俗』所収、大西英利「関西を中心とした七墓参りの事例」に、近世地誌『摂陽落穂集』からの引用とともに記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ