なみこぞう
波小僧
国内
未確認生物
- どんな話か
- 海が荒れる前、海岸から遠く離れた内陸まで「ごぉー」という持続する低い唸りが届く。遠州ではこの海鳴りを、海に棲む波小僧が鳴らして天気を知らせているのだとした。
- 細部
- 音は内陸へ二十数kmまで届いたといい、梅雨から台風の季節にかけて多く聞かれた。遠州七不思議の一つに数えられ、命を助けられた礼に天気を知らせるようになったという由来譚のほか、河童や海の怪物、僧の作った藁人形とする異伝もある。海鳴り自体は気象・海象による実在の自然現象で、観天望気の知恵として受け継がれてきた側面も持つ。
- 広まり方
- 遠州七不思議の一つとして地域で語り継がれ、現在も郷土の伝承として紹介されている。
- 地域
- 静岡県遠州地方(遠州灘沿岸)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ