なめくじのばけもののあだうち
蛞蝓の化物の仇討ち
国内
未確認生物
- どんな話か
- 峠で出会った蛞蝓の化物をだまして退けた役者が、翌晩仇討ちに来られたものの千両箱を得たという話がある。
- 細部
- 青森県五戸町には、蛞蝓の化物を言葉でだました役者が、思いがけず大金を得る話がある。タヌキという綽名の役者が母の便りを受けて帰省する途中、化物の出る峠で日暮れを迎えた。現れた蛞蝓の化物は彼を狸と思い込み、恐いものを尋ねたため、役者は「金」と答えて退けた。ところが翌晩、弱点を突かれたと怒った蛞蝓が仇討ちに来て、家へ千両箱を投げ込んでいった。能田太郎・能田多代子「五戸むかしこ集」(『民間伝承』1955年)に、五戸町の話として記録されている。
- 広まり方
- 民間伝承(1955年)の五戸むかしこ集に記録されている。
- 地域
- 青森県五戸町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ