とっとりのおおなまずのふなおそい
鳥取の大鯰の舟襲い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 福部町の多鯰ヶ池に棲む大鯰が船を飲み込もうとした話と、頭ばかり大きい奇妙な鰻も棲んでいるという言い伝え。
- 細部
- 福部町にある多鯰ヶ池には、その昔、大鯰と呼ばれる巨大な魚が主として棲みついていたと伝えられる。その口の幅は二間、およそ三メートル半ほどにも及んだといい、あるとき数人が小舟でこの池の湖面を進んでいたところ、その大鯰があんぐりと口を開き、舟もろとも飲み込みかけたということが語り伝えられている。また同じ池には、頭部だけがひときわ大きく、そこから続く胴と尾はひょろりと細長い、風変わりな姿をした鰻も棲んでいると語られており、一つの池に二種類の主めいた生き物が伝えられている点が珍しい。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、徳田貞一「池に関する因幡の伝説」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ