にぎりめしをわってたべるりゆう
握り飯を割って食べる理由
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 鹿島神社の神が片手で地震を起こす鯰を押さえているため、人は握り飯を必ず二つに割って食べるべきとされる。
- 細部
- 鹿島神社の神は、地の底で地震を起こす鯰を片手で押さえ続けている。そのため両手をそろえて使えず、人も神にならい、握り飯を片手で丸ごと食べてはならない。食べる前に必ず二つへ割らなければ、罰が当たると語られる。水戸市酒門町の習わしとして、今野圓輔が『民間伝承』1943年の「常磐採録」に記録した。鹿島神宮奥宮の要石についても、地中の大鯰を押さえて地震を鎮める霊石とする信仰があり、武甕槌神と経津主神が石で鯰を貫いたと伝わるが、握り飯の作法自体は別の記録では確認されていない。
- 広まり方
- 1943年の民俗誌に酒門町の言い伝えとして記録されている。
- 地域
- 茨城県水戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ