なくき
泣く木
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 伐採しようとすると泣き声のような音を立てて祟るとされた、北海道栗山町の巨木にまつわる話。
- 細部
- 北海道夕張郡栗山町桜丘の国道234号線沿いにあったハルニレの巨木にまつわる話で、1970年8月22日まで存在した。明治期のトンネル工事で亡くなった労働者らが根元に埋葬されたとの言い伝えがあり、道路拡張のため伐採が試みられるたびに、木が泣き声や悲鳴のような音を立てて作業員に不幸をもたらすとされた。1970年に伐採された後も、跡地付近で交通事故が続いたと語られている。この話は地元で知られ、『栗山町史』にも記録されている。
- 広まり方
- 地元の言い伝えとして語り継がれ、伐採の経緯が新聞や郷土資料に記録されたことで広く知られるようになった。
- 地域
- 北海道栗山町
- 年代
- 1970年
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ