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なかねの金のお姿のイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

なかねのきんのおすがた

なかねの金のお姿

国内 呪物・呪い
どんな話か
大菩薩に近いカリバで拾った金の像は平将門の落とし物とされ、祟りを恐れて元の場所に戻したという。
細部

小菅村の民宿杉田屋の主人の母方の実家は川久保にあったが、その家の先祖にまつわる話が伝わっている。あるとき先祖の一人が、大菩薩峠に近いカリバと呼ばれる場所で、なかねの金のお姿という金色の像を拾い上げた。この像は、かつて平将門が落としていったものだと語り継がれていた。貴重な拾い物ではあったものの、家に置いておくと祟りがあるといわれたため、先祖はこの像を再びもとのカリバの場所へと戻すことにしたという。

この出来事以来、川久保の家では毎年十一月十七日をカリバの日と定め、ソバ団子を焼いて食べる習わしが続けられている。物を拾って持ち去ることの是非と、決まった日に供養めいた行事を営むことが結びついた話である。

広まり方
1984年の『民俗採訪』所収「山梨県北都留郡小菅村」(国学院大学民俗学研究会)に記録されている。
地域
山梨県小菅村
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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