ながれぼとけ
流れ仏
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 漁の最中に金を持った死体を見つけ供養せず金だけ奪った丸亀の男の子は口をきかず、成長後にその時の様子を再現してみせたという。
- 細部
- 丸亀のある人が漁をしていたところ、多額のお金を身につけた水死者の遺体が流れてくるのに出くわした。その人は遺体を弔うことなく、身につけていたお金だけを取り上げてそのまま海へ流してしまう。手に入れたお金を元手に商売を始めたところ大いに繁盛したが、その後生まれた子供は言葉を発することがなかった。物心がついたある冬の日、その子供は突然、父親が死人からお金を取り上げたときの様子をそのまま再現するようなしぐさを見せたのだという。供養を怠った報いが子の姿を通して表れた話として語られている。
- 広まり方
- 1990年の『香川の民俗』に石崎洋司・敬子が発表した「高見島の伝承」に記録がある。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ