むっすいどん
無足どん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大隅古江から来た大蛇が黒山に棲みつき娘を毎年食っていたため祀られたという、無足どんと呼ばれる蛇神の由来譚。
- 細部
- 指宿のムッスイドンという神社には、蛇にまつわる由来が伝わっている。かつて大隅の古江から流れ着いた一匹の蛇が谷を伝って尾掛の黒山まで登り、住み着いて毎年娘を一人ずつ食らうようになったという。被害を鎮めるためにこの蛇を神として祀ったのが社の始まりとされる。信仰の根っこは蛇神への畏れにあるが、海の方角から現れたといういきさつから、竜神信仰の系譜に連なるものとも位置づけられている。
- 広まり方
- 1986年の『国立民族学博物館研究報告』別冊、下野敏見「南西諸島の海神信仰」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県指宿市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ