むしよけ
虫除け
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 卯月八日の灌仏会でもらう甘茶を硯ですって、決まった歌を紙に書き、便所へ逆さまに貼ると虫除けになるという。
- 細部
- 旧暦四月八日に営まれる灌仏会では甘茶が振る舞われるが、この甘茶を持ち帰って硯にそそぎ、墨の代わりにして紙へ「千早振」の一節から始まる歌をしたためる。書き上げた紙は便所の壁に上下さかさまにして貼っておくと、虫を寄せ付けない効き目があると伝えられていた。加東郡市場村の周辺で行われていたまじないのひとつである。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』に掲載された、国井重三「播州加東郡市場村附近の呪文歌と呪ひ」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県加東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ