いちかわみさとのよくぶけばばとどくむし
市川三郷の欲深婆と毒蟲
国内
未確認生物
- どんな話か
- 隣人の善行に嫉妬した欲深婆さんが毒を盛るも失敗し、毒を食べた猫の死骸からわいた蟲に食い殺される話。
- 細部
- 昔あるところに、欲深い婆さんが住んでいた。隣家の心優しい爺さんと婆さんは、拾った金銀入りの葛籠を惜しみなく堤普請の費用として差し出す。それを知った欲深婆さんは自分も同じ葛籠を得ようと探し歩くが見つからず、業を煮やして隣の夫婦を亡き者にしようと毒を盛った。ところが二人は無事で、かわりにその毒を舐めた猫が死んでしまう。すると猫の死骸から蟲がわき出て、欲深婆さんに取りついて食い殺したという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、関敬吾「宝の葛篭」に記録がある。
- 地域
- 山梨県市川三郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ