むしゃ
武者
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨の夜に提灯の火が消えた拍子に見た一本杉の方角には、松明を持つ供を従えた騎馬武者の行列が進んでいたという。
- 細部
- 雨の降る夜、帰り道を歩いていた人物の提灯の火がふと消えてしまった。何気なく一本杉の方角へ目をやると、騎馬の武者一人と、手に手に松明を掲げた百人ほどの供の行列が、妙感寺の方角へ向かって進んでいくのが見えた。その姿形はいずれも人ならぬ妖怪変化のものであったという。驚いた本人が隣家の者と連れ立って改めてその方角を見ると、火が一つ上がったかと思うとすぐに消えてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1923年刊『郷土趣味』所収「尾張犬山の口碑伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛知県犬山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ