むらさきばばあ
紫ばばあ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 神戸市に伝わるトイレの怪異で、午後三時に天井から滴る水が紫色の老婆となり、見ると吸い込まれるという。
- 細部
- 神戸市内で採集された話である。午後三時ごろ、一人でトイレに入っていると天井から水滴が垂れ落ち、それがしだいに紫色をした老婆の姿を形づくっていくという。うっかりその姿を目にしてしまうと、そのまま吸い込まれてしまうと恐れられた。この怪異に遭遇してしまった場合には、すかさず「ムラサキ」と声に出さなければ難を逃れられないとも語り伝えられている。身近なトイレという場所を舞台にした、現代の世間話として語られてきた話である。
- 広まり方
- 2001年の『山陰民俗研究』に掲載された、降井直人「現代人と世間話-トイレの怪談を中心にして-」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ