きかいちょうのうみでまどわすむん
喜界町の海で惑わすムン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 近くのたばこ屋に向かったはずの宿泊客が死の名所ミッチュの海で亡くなるなど、ムンに惑わされたとされる出来事が繰り返し語られている。
- 細部
- レイ子氏が高校一、二年生だったころ、実家の旅館に専売公社の人が宿泊した。その客はすぐ近くのたばこ屋へ向かったはずだったが、まったく見当違いの方角にある白水の海で、胸に柴を置き下駄をきちんと並べた状態で亡くなっているのが見つかった。この海辺はミッチュと呼ばれ、もともと人がよく死ぬ恐ろしい場所として知られている。喜界島では昔から、こうしてムンに惑わされたとおぼしき人がたびたび目撃されてきた。大人がそうなることはあまり聞かれないが、子供が藪の中に座り込んでいるといった形で現れることが多く、1991年11月ごろにも同様の出来事があったという。
- 広まり方
- 2001年の『南島研究』に掲載された本田碩孝「喜界島の伝承―柏木貞治・レイ子聞書」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 平成
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ