うしをとらがわでよそおったみせもののむくい
牛を虎皮で装った見世物の報い
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 牛を虎に似せて見世物にした興行主が、報いで異常をきたして死んだという話。
- 細部
- 牛に虎の皮を縫い包み、さらに鳴かないよう口まで縫い合わせて見世物にしていた者がいた。口を塞がれた牛は餌を食べられず、五、六日ほどで死ぬため、興行主は牛を次々に取り替え、五、六匹に及んだ。その頃から興行主自身の精神に異常が生じ、最後には牛の鳴き声をまねながら死んでいった。神谷養勇軒『新著聞集』(日本随筆大成第2期、1974年)に、中央区の話として記録されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第二期所収の神谷養勇軒『新著聞集』に記される。
- 地域
- 東京都中央区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ