むこく
夢告
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 商人・利倉屋忠兵衛が三度見た夢のお告げどおり出向くと、同じ夢を見た高野の僧と巡り会ったという話。
- 細部
- 大坂内本町に住む商人の利倉屋忠兵衛は、紀州高野山蓮花谷のある寺の本尊である阿弥陀如来から、ある日わが家を訪れるので出迎えよとの告げを三夜続けて夢に受けた。指定された日、夢で示された道筋をたどって進むと、はたして一人の高野の僧と行き会う。尋ねてみればその僧もまた、本尊が忠兵衛の家へ赴くとの夢を見て、確かめに来たのだという。互いに同じ夢を見ていたことを知った二人は、不思議な巡り合わせだと語り合ったと伝えられる。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』所収、沢近嶺「春夢独談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ