むかえび
迎え火
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 盆に藁や白樺の皮を焚き、独特の唱えごとをしながら仏を家へ招いた諏訪地方の習俗。
- 細部
- 諏訪地方では八月六日の夜、藁や破れた傘に火をつけ、橋の上や近くの小山に登って振り回しながらキャラノンノウと囃す行事があった。キャレは来なさい、ノンノウは仏様の意で、盆に先祖を迎える火である。十三日の夜にも白樺の皮を焚いて仏を迎えるが、焚く場所は門口が多いものの、村ごと、同じ村でも字ごとに一定していない。唱える言葉も、この明かりでおいでなさい、この明かりで来ておくれ、爺さん婆さんこの明かりでござれ、というように土地によって言い回しが分かれる。決まりごとの細部が集落ごとに違っている点にこの習俗の性格がよく出ている。
- 広まり方
- 1939年の『民間伝承』所収、佐伯隆治「諏訪地方のお盆其他」に二例が記録されている。
- 地域
- 長野県諏訪市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ