むかで
百足
国内
未確認生物
- どんな話か
- 橋の上から射たという大百足の棲み処は、遠くの名山ではなく近くの小山だと土地では語る。
- 細部
- 俵藤太秀郷が橋のたもとで大百足を射たという話は広く知られているが、射手の立った橋と名の挙がる山とは、実際にはかなり離れている。この食い違いを不審に思って土地の者に尋ねたところ、怪物が巣くっていたのは名高い山ではなく、橋から一里ほどの距離にある小さな山だと言い伝えられている、との答えが返ってきたという。よく知られた武勇譚に対して、地元の側が地理の実感から注釈を加えた形の記録になっている。
- 広まり方
- 1975年刊『日本随筆大成第一期』所収、曲亭馬琴の『著作堂一夕話』に記録がある。
- 地域
- 滋賀県大津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ