あかぎのむかで
赤城のムカデ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 谷を一つ増やそうとした赤城の神が日光の神と争い、ムカデとヘビの姿で戦った末にオカボの藁で縛られてしまったという。
- 細部
- 赤城山には九十九の谷があり、もう一つ谷を加えれば高野山と肩を並べる数になるということで、赤城の神はひそかに日光までその谷を取りに出かけた。ところがこれを日光の神に見とがめられ、両者は激しい戦いに発展した。赤城の神はムカデに、日光の神はヘビに姿を変えて争ったが、最後には赤城様がオカボすなわち陸稲の藁で縛り上げられてしまい、決着がついたという。この因縁から、赤城様を祀る氏子たちは今でもオカボを作らない習わしを守っている。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の伝説の代表例に記録がある。
- 地域
- 群馬県前橋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ