つばでいとめられただいむかで
唾で射止められた大ムカデ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 赤城山を七巻きする大ムカデに99本の矢が当たらず、100本目に唾をつけて射たところ命中し、以来ムカデは唾で死ぬとされる。
- 細部
- 昔、赤城山をぐるりと七巻きするほどの巨大なムカデが現れたことがあった。田原藤太はこれを退治しようと二荒山から矢を射かけたが、九十九本もの矢を放っても一向に命中しなかった。そこで百本目の矢には唾をつけてから放ったところ、ついに大ムカデに命中させることができたという。この故事にちなみ、今でもムカデには唾をかけると死んでしまうと言い伝えられている。
- 広まり方
- 1974年の『粕尾の民俗―栃木県上都賀郡粟野町旧粕尾村(下粕尾は除く)―』所収「九 口承文芸」(東洋大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 栃木県鹿沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ