やまきたのむじなのはなよめばけ
山北のむじなの花嫁化け
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夕暮れの道で美しい娘や花嫁に化けて人の気を引き、手土産の馳走を奪っていくという獣。
- 細部
- 日の落ちかかる時分にその道を通ると、決まって思いがけない相手に出くわす。あるときは目を奪うような娘、あるときは綿帽子をかぶり白無垢をまとった花嫁である。相手に見とれている隙に、持っていた手土産の馳走はいつのまにか失われている。正体はむじなで、川むくを身に付けて姿を変えているのだという。害を与えるのではなく食べ物だけを掠め取る点が特徴で、暗くなってからの道行きを戒める話として語られてきた。
- 広まり方
- 1980年の『常民文化研究』所収、稲葉鈴子「相模の民話①」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ