やいづのむじなにばけたやといにん
焼津の貉に化けた雇い人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 難所の航海も易々とこなした不思議な雇い人の正体は化けた貉で、名犬に食い殺され大家は没落したという。
- 細部
- ある大家が全盛を誇っていた時代、そこには不思議な男が雇われていた。どんな暗礁や未知の港であっても難なく船を操ることができたという。あるとき、この男は一匹の犬に噛み殺されてしまうが、実はその正体は化けた貉であった。殺したのは、顎に針のように長い毛を一本生やした「いちもつの犬」と呼ばれる名犬だったという。それ以降、この大家は次第に衰退していったと伝わる。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』掲載、内田武志「海の話と語彙」に記録された話。
- 地域
- 静岡県焼津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ