とおののきょうもんをきくむじなのこ
遠野の経文を聞く狢の子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狢の母から生まれた子の泣き声が経文のようだと聞き取った弘法大師が、その子を育てたという寺の由来譚。
- 細部
- 狢の母親から生まれたある子供が激しく泣き叫んでいたところ、たまたま通りかかった弘法大師がその声にふと耳を止めた。子供の泣き声がまるで尊い経文の一節のように響いて聞こえたことから、大師はこれを引き取って寺で育てることに決めたのだという。やがて立派に成長したこの子は、のちに無尽和尚と呼ばれる高僧になったと伝わっている。
- 広まり方
- 1959年刊『日本民俗学会報』所収、及川勝穂「附馬牛東禅寺の伝説」に記録がある。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ