しもだのいぬくいおしょうむじな
下田の犬食い和尚むじな
国内
未確認生物
- どんな話か
- 犬を嫌い犬食いをしていた和尚が犬に食い殺され、三日後にむじなの正体を現したという下田の話。
- 細部
- 下田では、檀家総代を務めるニシという家に、鎌倉建長寺から和尚がやって来たと伝わる。この和尚は犬をひどく嫌い、食事の折には誰も近づけようとしなかった。こっそり覗いてみると、器に顔を突っ込むようにして食べる犬食いの姿だったという。やがて東海道の原の宿でイチモツという犬に襲われて命を落とし、三日ののちに大きなむじなの正体を現したとされる。犬嫌いの奇妙な僧が実は化け物だったという筋立てが特徴的である。
- 広まり方
- 1989年刊『静岡県史 資料編23 民俗1』所収、大嶋善孝「狸和尚」(鎌倉伝承の世界)に記録がある。
- 地域
- 静岡県下田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ