むじな
むじな
国内
未確認生物
- どんな話か
- 娘に取り憑いた狢の怪異と、旅川の橋でおぶさってきて人を殺そうとする狢の怪異を伝える南砺市福野町の話。
- 細部
- 南砺市福野町では、ある家の娘が夜ごとうなされ、茹でるはずの団子を勝手に釜屋の棚へ並べてしまうことが続いた。家族が夜通し様子をうかがっていると、娘は猫のような足跡を残しながら外へ出ていき、これは狢が娘に取り憑いていたためだと分かったという。同じ町では旅川に架かる橋にまつわる話も伝わる。橋を渡ろうとすると闇の中から「おんぶしてくれ」と手が伸び、応じて背負うと体が逆さまになり、股間を握られて殺されかけるというもので、これも狢の仕業とされている。
- 広まり方
- 『伝承文芸』1988年所収、国学院大学民俗文学研究会「福野町の伝承」に記録がある。
- 地域
- 富山県南砺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ