ななおのあめよにうたうむじな
七尾の雨夜に歌うむじな
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨の晩などに現れ、子供のような声で歌うとされる化け狸で、節回しだけで歌詞にはならないという。
- 細部
- 七尾市の能登島に伝わる話。むじなは歌がうまいとされ、雨の降る晩などに子供のような声で「まだら」といった唄を口ずさむという。ただし節回しと調子だけがはっきり聞こえ、肝心の歌詞はいつまでも言葉として聞き取れないとされる。姿を見せずに声だけを響かせるため、道行く人を戸惑わせる存在として語られており、通りかかった者はその正体を最後まで確かめられなかったという。
- 広まり方
- 1929年の『民俗学』誌に、中村浩「能登島採訪録」として収められている。
- 地域
- 石川県七尾市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ