むじな
ムジナ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 明治36年生まれの女性が娘の頃、祭りの帰りに杉山付近で道に迷い一晩さまよった。正気に戻ると手足は傷だらけで、持っていた土産の肉も消えていたという話。
- 細部
- 皆野町に伝わる話で、明治三十六年生まれのある女性が、まだ小娘だった頃に体験したことだという。祭りの帰りに土産として肉を買い、それを持って家路についたところ、杉山のそばを通りかかったあたりで様子がおかしくなり、自分がどこにいるのか分からなくなってしまった。そのまま一晩中山の中をさまよい歩き、人の声が聞こえたところでようやく正気を取り戻したという。気づくと手足は傷だらけになっており、持っていたはずの肉もいつの間にか無くなっていた。これはムジナに化かされた出来事として語られている。
- 広まり方
- 1976年刊行の『秩父民俗』所収、中田稀介「聞き書き七題」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県皆野町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ