いいだのむじなのからぶりばっさいおん
飯田のむじなの空振り伐採音
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山奥で伐採の音と倒木の音を響かせるが、行ってみると倒れた木はどこにもない。
- 細部
- この獣も人をたぶらかすとされる。日の高いうちであっても、山の深いところへ分け入ると、斧で幹を打つ音が聞こえてくる。しばらく続いたのち、大木が倒れるときのあの音がはっきりと響く。ところが音のした方を確かめても、倒れた木は見当たらず、伐った跡すら残っていない。人の立てるはずの音だけが再現され、結果が伴わないところに正体を見抜く手がかりがある。狸の話と同じく、姿を見せずに音で惑わせる型であり、県史でも両者は同じ項にまとめて扱われている。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第十二編口頭伝承、第三章世間話のむじな・たぬきの話に載る。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ