むじなのちょうちんとばけづき
むじなの提灯と化け月
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の杉や松の大木にむじなが提灯をともしたり、二つ目の月に化けて人を驚かせたりする話が多数伝わる。
- 細部
- 茨城県茨城町では、春先の夕暮れから夜にかけ、杉・松・欅・もみの大木の間に、むじなの提灯と呼ぶ赤みがかったぼんやりした光が現れ、上下や横に動いた末、ふっと消える話が多い。むじなが本物より大きく、方角の違う二つ目の月に化けて人を驚かせる例もあり、西や北に出る、後光がないなどの見分け方が語られた。煙草の火や人の気配で消えるほか、傘を下に置き、小便の落ちる音を聞かせて捕らえる方法もある。旧暦十六日以後に出やすいという記録や、はぐれたむじな夫婦の目印だとする説明も残る。『茨城の民俗』1974年、更科公護の記録。
- 広まり方
- 1974年の民俗誌に、お諏訪様や地区内の大木ごとの目撃談として多数収録され、地域を代表する怪異譚になっている。
- 地域
- 茨城県茨城町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ