はこだてのとばくをたすけたむじな
函館の賭博を助けた狢
国内
未確認生物
- どんな話か
- 函館の高龍寺に住んだ狢が恩返しに僧の賭博を助け、別の老いた狢は犬に見破られて命を落としたという話。
- 細部
- 函館の高龍寺には古くから狢が住み着いていたという。明治のはじめ、長らく住まわせてもらった恩を感じていたこの狢は、賭博好きの住職に頼まれて力を貸し、勝負に勝たせてやったことがあったと伝えられる。これより前の寛政四年には、名の知れた金満家の番頭を名乗る者が近くの小料理屋を訪れ、たらふく飲み食いして裏口から出ていった。すると店の犬五、六匹がその男に飛びかかって食い殺してしまい、亭主が確かめてみると年老いた狢の姿をしていたという。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収、深瀬春一「松前怪談十種」に記録がある。
- 地域
- 北海道函館市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ