ぐじょうしのやねからおちるむじな
郡上市の屋根から落ちる狢
国内
未確認生物
- どんな話か
- 屋根に登って悪戯をする狢が、言葉のやり取りで言い負かされると屋根から落ちて死んでしまうという言い伝え。
- 細部
- 狢は屋根に登って人にいたずらをすることがあるが、言葉のやり取りで人にやり込められると命を落とすとされていた。ある時、三郎という人物の屋根に狢が登り「三郎さのステテコテン」とはやし立てた。すると三郎は、狢が投げかけた文句をそのまま相手自身に当てはめる形で言い返したため、狢は返す言葉を失ってしまう。行き場をなくした狢は、そのまま屋根から転がり落ちて死んでしまったという。言葉遊びのような掛け合いが、そのまま化け物退治の顛末になっている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1937年の『民族学研究』に掲載された林魁一「美濃国郡上郡牛道村阿多岐の土俗」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県郡上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ