ふじよしだのおしょうにばけたむじな
富士吉田の和尚に化けたムジナ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 建長寺の和尚に化けたムジナが犬にかみ殺され、干した爪でムジナと発覚したという化け物譚。
- 細部
- 富士吉田市向原に伝わる話。鎌倉の建長寺の和尚が京都からの帰り道にこのあたりを通り、小明野の新田にあるミヤブ様のところに宿を借りた際、人間離れした振る舞いをすることがあったという。その後、向原の方でも宿を借りたところ、つないであった犬が和尚に襲いかかってかみ殺してしまい、大騒動になった。ただ事ではないと思った人々が亡骸を三日間外に干しておくと、爪がムジナのものに変わっていたという。実は本物の和尚は京都からの道中でムジナに食い殺されており、以来このムジナが和尚に成りすましていたのだと語られている。
- 広まり方
- 1984年刊『向原の民俗(下)』の「口承文芸 世間話」に、都留文科大学民俗学研究会が採録した。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ