ふじさわのむじなのにせづき
藤沢のむじなの偽月
国内
未確認生物
- どんな話か
- 麦まきの頃、山の際に光を欠いた偽の月が昇り、むじなの仕業だと言われた。
- 細部
- 麦をまく時期になると、山からごくわずかしか離れていない低い位置に、十五夜の月そっくりの丸いものが上がることがあったという。ただし本物と違って光がなく、明るさを持たないところで見分けがついた。これはむじなが人を惑わそうとして見せるいたずらだと語られている。狐が提灯の火を灯すという話と同じく、夜の風景に紛れ込む偽の光を獣の仕業として説明する型に属している。
- 広まり方
- 1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第八編第一章第六節(神奈川県企画調査部県史編集室)に記録がある。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ