ふえふきしのむじなのしりあぶり
笛吹市の貉の尻炙り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 峠道で小僧に化けた貉を馬方が連れ帰り尻を炙ると、その後六日間毎晩「長右衛門のけつあぶり」と怒鳴る声が響いた。
- 細部
- 笛吹市には、今からおよそ六、七十年前の出来事として伝わる貉の話がある。ある馬方が峠道を歩いていたところ、寺の小僧に化けた貉と出くわした。馬方はこれを家まで連れ帰り、懲らしめのつもりで尻を火であぶってやったという。貉は泣き喚いてようやく許してもらったが、それだけでは収まらなかったらしく、その後六日間ほど、毎晩のように裏山から「長右衛門のけつあぶり」と大声で怒鳴っていく声が聞こえたと伝えられている。
- 広まり方
- 1943年刊『民間伝承』掲載、土橋里水「狐の尻あぶり補遺」に記録がある。
- 地域
- 山梨県笛吹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ