むぎつきのおと
麦搗きの音
国内
未確認生物
- どんな話か
- 享保の頃、島田市の楠御前の森で百姓4、5人が誰もいないのに麦を搗くような音を聞いたという怪異。
- 細部
- 島田市にある楠御前の森では、江戸時代の享保の頃、居合わせた百姓4、5人がそろって不思議な音を耳にしたことがあったという。それは、まるで麦を搗いているかのような音で、しかし森の中に麦を搗く人の姿はどこにも見当たらなかった。誰もいないはずの場所から農作業の音だけが聞こえてくるという、正体の知れない怪異として語り伝えられている。
- 広まり方
- 1954年の『日本民俗学』誌に掲載された北見俊夫「日本人の異郷観念の一断面」に記録がある。
- 地域
- 静岡県島田市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ