そなえをわすれるとおもくなるむえんさん
供えを忘れると重くなる無縁さん
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 船や山での食事の前に米や水を供えないと、無縁仏の祟りで荷物が急に重くなるという。
- 細部
- 船や山で弁当を食べるときは、まず無縁さんに米を三粒、または水を手向ける。神津島の三人が突きん棒漁に出た際、供えをしなかったところ、そのうち一人が岩の上の白いものを見て、空の荷物を重く感じ、歩けなくなった。水のある場所をまたいだ瞬間に荷は急に軽くなり、無縁仏の祟りと結びつけて受け止められている。この体験は『民俗採訪』1956年、國學院大學民俗学研究会の神津島採訪に記録された。
- 広まり方
- 1956年刊『民俗採訪』神津島篇(國學院大學民俗学研究会)に採録。
- 地域
- 東京都神津島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ