たいわちょうのむえんさまくもつよこどり
大和町の無縁さま供物横取り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 供養で「足りない」と訴える仏には無縁さまが憑いており、その分を別に供えないと多く取られるという伝承。
- 細部
- この地方では、死者の供養にオカミンサンと呼ばれる拝み手を頼んで拝んでもらうことがある。すると供物をどれほど揃えても故人の霊が満足せず、何度も物足りなさを訴えることがあるという。それは無縁さまと呼ばれる、身寄りのない亡者の霊が供物の一部を横取りしているためとされ、無縁さまの分として別に一つ供え物を追加すれば収まるといわれる。もし供えを怠ると、無縁さまは機嫌を損ねて本来の一つ分どころか四つも五つも持ち去ってしまうと恐れられた。
- 広まり方
- 1960年の『民俗採訪』宮城県黒川郡大和町宮床地区調査(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 宮城県大和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ