むえんほうかい
無縁法界
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- よそから来て亡くなった山師の霊が目の病の原因とされ、無縁法界として夷様のそばに祀られるようになった。
- 細部
- 白浜の集落では、夷様のかたわらに無縁法界という神を祀っている。その由来は、よそから来て住み着いた山師がこの土地で命を落としたことにあるという。後日、朝長家の年配の女性が目を患い、琴海に住む物知りへ相談したところ、この山師の霊が障っていることがわかった。祈祷で障りを解いてもらうと目の具合は良くなり、そのしるしとして夷様の背後に無縁法界を祀るようになった。朝長家でも屋敷の中に合わせて祀っているという。
- 広まり方
- 1972年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による長崎県西彼杵郡西彼町旧亀岳村の調査記録に伝わる。
- 地域
- 長崎県西海市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ