むえんばか
無縁墓
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 名護屋城跡にある無縁墓は、憤死した武士を祀り、芸者や漁師が願をかけて供養するが、踏むと病気になるという。
- 細部
- 名護屋城の跡地には、小石を積み上げてこしらえた塚がある。これは、朝鮮への出兵に際して船出に乗り遅れ、憤りのうちに命を絶った武士を祀ったものと伝わる。祀る者のいないこの塚を、芸者は声がよくなるように、漁師は漁が豊かになるようにと願って供養することがある。一方で、うっかりこの塚を踏んでしまうと、たちまち病気にかかってしまうといわれている。
- 広まり方
- 1934年の『島』所収、「加部島の傳説と迷信」に記録がある。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ