もやいのしんがん
モヤイの心願
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 牛馬を奈良原様との共有物とする願を立てておくと、病まずに育つと信じられた。
- 細部
- 玉川町では、飼っている牛や馬を自分だけの持ち物とせず、奈良原様と共同で所有するという心願を立てる習わしがあった。神と持ち分を分け合う形にしておけば、その家畜は病を得ることなく無事に育つとされる。所有権を半ば神に預けることで守護を引き出すという発想で、家畜が財産であった時代に、その損失を避けるための実際的な信仰として機能していたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1975年の『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』のうち、森正史監修「信仰」に記されている。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ