もうじんいし
盲人石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 石の下敷きになって死んだ盲人の魂が残り、雨の降る夜に三味線の音を響かせるという石の伝説。
- 細部
- 福島市に伝わる盲人石という石にまつわる話では、昔ある盲人がこの石のそばに宿をとったところ、石が突然転がりだして下敷きとなり命を落としてしまったという。それ以来、この盲人の魂が石の下に留まっているのか、闇夜に雨が降るような晩には決まって三味線の音が聞こえてくると語られている。旅先で命を落とした者の無念が、石という不動の存在に音として宿り続けるという、鎮魂と怪異が結びついた伝承である。
- 広まり方
- 1967年刊行の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫の石・岩に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ