もうじゃ
亡者
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 湯灌から納棺までりんを鳴らし続け、途中で音が絶えると亡者がどこかへ行ってしまうとされた弔いの作法。
- 細部
- 遺体を清める湯灌をおこなってから棺に納めるまでのあいだ、そばで絶え間なくりんを打ち鳴らし続けるのがしきたりだった。この音を鳴らし続けることには理由があり、もし途中でりんの音が止んでしまうと、亡くなった者、すなわち亡者の魂がその隙にどこかへさまよい出て行ってしまうと考えられていたためである。音の連続そのものが魂をこの場につなぎとめる役割を果たすとされた、東かがわ市に伝わる葬送の作法である。
- 広まり方
- 『香川県史 民俗』1985年、武田明「死から入棺まで」の項にある。
- 地域
- 香川県東かがわ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ