もうひとりのかげ
もう一人の影
国内
未確認生物
- どんな話か
- 月夜の帰り道、友人と自分の影のほかにもう一人分の影が映り込み、振り向いても誰もいなかったという話。
- 細部
- 十二月のある寒い日、すっかり日が暮れて真っ暗になったころ、語り手は友達と二人で家路についていた。月が出ていたため地面には二人分の影がくっきり映っていたが、よく見るとその後ろにもう一人分の影が加わっている。驚いて振り返ってみても、そこには誰の姿もない。振り向きながら歩くとその影は前のほうに回り込み、立ち止まるとふっと消えてしまう。あまりの恐ろしさに、二人は家まで走って逃げ帰ったという。
- 広まり方
- 1999年の『下野民俗』所収、久野俊彦「高校生が知っている不思議な話」に記録がある。
- 地域
- 栃木県下野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ