もうはつ
毛髪
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 飾磨区に伝わる俗信で、疫病が流行る際は着物の袂に毛髪を忍ばせておくと感染を免れるとされた。
- 細部
- 姫路市飾磨区に伝わる俗信である。悪い疫病が世間で流行りだすと、人々は着物の袂の底にこっそり自分の毛髪を忍ばせておいたという。人体から出た毛髪には持ち主を守る力が宿るとする考え方が背景にあり、これを身につけておくことで疫病神から見咎められず、病に罹らずに済むと信じられていた。特別な祈祷や薬に頼らず、身近な毛髪ひとふさで我が身を守ろうとする素朴な呪法として伝えられている。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』所収、中山太郎「七難の揃毛」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県姫路市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ