もつそうめしのきんき
モツソウ飯の禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 框を跨ぎながら物を渡す行為を嫌う志摩の俗信で、死者の際に炊く飯が由来とされる。
- 細部
- 志摩地方では、人から物を受け取る際、渡す人が家の框を跨いだまま差し出すことを嫌う風習がある。これは、死人が出た家で行われるモツソウ飯の作法に由来する。家の前の広場をカイドと呼び、そこで飯を炊き、框を跨ぎながら人に渡す弔いの習わしがあるため、日常の物の受け渡しでは同じ形を避けるのだと伝えられている。岩田準一の「志摩の呪禁と禁忌」に記録され、1940年の『民間伝承』に掲載された。
- 広まり方
- 1940年刊「民間伝承」所収、岩田準一「志摩の呪禁と禁忌」に記されている。
- 地域
- 三重県鳥羽市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ