もりこ
守子
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 子守りの娘が赤子を背負ったまま行方知れずになり、その障りを鎮めるため山の神として祀られた。
- 細部
- 山仕事が盛んだった頃の話として語られる。いとく沢の山の神と呼ばれる場所へ、子守りの娘が幼子を背に負って水を汲みに行ったところ、そのまま姿を消してしまった。以後、集落では原因の知れない障りが続き、手に負えなくなったので、消えた娘を山の神として祀ることにしたという。祀ってからは収まったと伝えられる。行方不明という出来事が祟りとして扱われ、祠を建てることで解決される、この地域に多い型を示している。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第12編の世間話、守子のたたりの項に収める。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ